JSCAD関西支部 | 2012.07.22発足 |
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会員数 | 147名(2021年4月現在) |
活動内容 | 活動内容は2~3ヶ月程度にCERECユーザー対象に勉強会・症例検討会を開催しています。JSCAD本部と連携を行い地区におけるセミナーの開催等準備が整えば行っていく予定です。 |
まずは、現在新型コロナウィルスが猛威をふるっている中、様々な困難に立ち向かい日々の診療に従事している会員の皆様方におかれましては衷心よりお見舞い申し上げますとともに心より敬意を表します。
本学会は、現在500名以上の会員を擁し、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、歯科助手、各企業様などから構成され、日本国内のCAD/CAM関連学会では最大の学会へと成長いたしました。本支部も、本学会最初に設立された支部として2012年設立時より本会員の先生方ならびに関係者各位にお世話になりながら現在120名あまりの会員で構成され、支部例会を通じて学術、技術面での最新情報のアップデート、セミナーを通じての教育に力を注いでまいりました。これはひとえに皆様のご理解並びにご尽力の賜物でございます。
関西支部を代表してこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
さて、歯科臨床にCAD/CAMが登場して約30年が経過し、近年のコンピューター技術の革新的な発達により歯科用CAD/CAMの進歩も目覚しいものがあります。人の身体を診察するという我々の職域もあり他業界に遅れをとっていましたが、近年エビデンスも整いつつもあり、世界規模で見ますと多種多様な歯科用CADCAMが登場してきています。日本国内においても普及率が5%を超え、これからまさに我々歯科医師の日常の診療に欠かせない身近なツールとしてCADCAMの本格的な普及期へと入ることが確実視されています。
我々関西支部はこのたび役員の半数を入れ替え、心機一転8名の役員の歯科医師の協力のもと、多種多様なCAD/CAM関連セミナーならびにイベントを開催してまいります。役員ほぼ全員がISCD CERECTrainerの資格を取得し日本有数の歯科CAD/CAM臨床のエキスパート集団として日々切磋琢磨し修練を重ねております。そして今回はじめての試みとして技工部を立ち上げ、瓜生田達也氏をはじめとした3名の先生を招聘し、歯科医師と歯科技工士の円滑な連携を目指し活動を開始することにいたしました。ご期待ください。
CAD/CAMは全く新しい学問であり、1人で悩むだけ時間の損失が大きいのも現状です。つまり、誰かに指導を受け実践することが歯科臨床においてCAD/CAM臨床の成功へのもっとも近道なのです。支部例会・講演会に参加できなかった先生方も、今後はぜひ誘い合わせのうえご出席しやすいように支部ホームページ、SNSなど各種媒体にて最新の情報をお伝えできる体制を整えてまいります。また、時代の流れに合わせてウェブセミナーの有効的な活用なども検討しております。今後ともCADCAM関連の有益な情報を発信しあらゆる手段を総動員し、会員の先生方への還元を行ってまいります。
ご興味や関心をお持ちの先生方は、学会本部はもとより、関西支部の各種イベントにぜひご参加いただけますよう役員一同心よりお待ちしております。
今後とも日本臨床歯科CADCAM学会並びに関西支部をよろしくお願いいたします。