JSCAD東北支部 | 2013.09.15発足 |
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会員数 | 70名(2021年4月現在) |
活動内容 | 支部例会(年4回程)、日常臨床におけるセレックの有効活用について皆様と共に学んでいきたいと思います。 会員皆様の臨床に役立つ情報提供を進めて参る所存ですのでご支援のほど宜しくお願い申し上げます。 |
世の中のデジタル化の波がここ歯科界にも押し寄せてきてしばらくたちますが、とある資料によるとIntra Oral Scanner(IOS)を導入している歯科医院は全体のおよそ10%だそうです。
保険治療においてもCAD/CAM冠が導入され、さらにその適応範囲も広がり、将来的に口腔内デジタル印象が保険適応になれば、IOSの導入率は間違いなく急速に上がっていくことでしょう。
しかし、IOSを導入しデジタル印象を行うことは「目的」ではなく単なるひとつの「手段」です。
真の目的はその先にある安心・安全な医療の提供だと考えております。すなわちIOSの導入はゴールではなく、そこからが新しい診療スタイルのスタートとなるでしょう。
また、ラボにおきましても、一般開業医からのデジタルデータでのオーダーが更に増えていき、その際に歯科医師と歯科技工士、あるいはそれに関わるデンタルスタッフが共通の認識を持って行くことが今後必須となっていくでしょう。
われわれ東北支部役員は、みなさまの日々のデジタルを用いたCAD/CAM臨床に少しでも貢献できるよう支部独自のセミナーを企画するとともに、支部会員と本部との橋渡しをしていく所存ですので、今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
日本臨床歯科CADCAM学会
東北支部長 千葉 崇